口が乾く、口が乾燥する
口が乾く、口が乾燥する(ドライマウス)
口の乾燥は唾液が出る量が減ることや、乾燥していると感じることによって起こります
原因は、多岐にわたるが、加齢や薬剤によるものが多い。
唾液の量を実際に吐き出す検査で、唾液の量が減っているか確認します。
薬剤での治療は難しく、口腔ケアが症状の改善に有効です。
口が乾く、口が乾燥する症状
症状や程度にはさまざまあり
口が渇く、口に中がネバネバする、喋りにくい
夜間引水のために起きる、乾燥したものが食べにくい、味が変などの症状があります
口臭が気になる
乾燥が強くなってくると、口内炎、口角炎、歯周病、口腔内の痛みや喋りずらさ、飲み込みずらさが出てきます。
口が乾く原因
唾液は耳の下、顎の下、舌の下にある耳下腺・顎下腺・舌下腺という唾液腺から出ています。
人間1日に1−1.5Lの唾液が出ているとされており、そのほとんどを自然と飲み込んでいます。原因は、唾液腺の問題というよりも全身的なものによる影響が大きいとされており、特に加齢や内服してい薬の影響が多いとされています。
・加齢
男性よりも女性の方がドライマウスになりやすいとされています。
70歳以上では、約15〜25%の人が、80歳以上では半数以上の人が唾液が低下してきます。
・薬剤
原因の一番が薬剤と言われています。一般的に処方されているお薬にの約80%が口の中の乾燥を引き起こすとされています。
特に血圧の薬、抗うつ薬、痛み止め、利尿薬、パーキンソン病の薬やアレルギーの薬などが原因になりやすいとされています。血圧の薬や利尿薬は体内の水分を減らすために、結果として唾液が少なくなってしまう、などの症状です。
原因のお薬をやめることは難しいので、症状を緩和する治療を行います。
・禁煙、咀嚼の少ない食生活、アルコール・カフェイン、水分量の不足
なども口腔乾燥の原因とされています。
・全身疾患
シェーグレン症候群は口腔の乾燥、目の乾燥を起こすリウマチ系の病気で、女性に多いとされています。
また、糖尿病、甲状腺機能障害、貧血なども口腔乾燥の原因になります
腎機能障害特に透析の方