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喉が痛い

喉の痛みの多くが、のどに感染を起こしております、時にデキモノ(腫瘍)やその他の炎症による場合があります。

感染の原因は、ウイルス、細菌が原因であり、感染を起こした部位により扁桃炎や喉頭蓋炎、急性咽喉頭炎などに区別されます。

基本的な検査は、実際に口からのどの入り口を見る方法と、鼻から内視鏡を入れてより喉の深い部分を見る方法があります。

治療は、ウイルス感染が疑われれば、症状をとる治療を行い、細菌感染が疑われれば抗生物質を使用します。

喉の痛い 注意する症状

喉の痛みが起きた時には以下の症状なども同時に起こる場合があります。

 

飲み込みずらい

息苦しい

声が変わった、声が出しづらい

上記のような症状がある場合は、喉の奥に病気がある場合があり、時に命に関わる病気の場合がありますので、当院では喉の内視鏡検査をお勧めしています。

 

喉の痛み 大きく分けて

喉の痛みを起こす病気には、大きく分けて

  1. ウイルスや細菌による感染症
  2. デキモノ(癌などの腫瘍)
  3. 逆流性食道炎・咽喉頭アレルギーなど、その他炎症によるもの

に分けられます。

 

  1. のどの空間の一部や全体が、ウイルスや細菌に感染してしまった状態です。急に痛みが出てきた場合に多いです。

    感染が起きた部位の違いにより、病気の名前や治療方法が変わってきます。

    飲み込みにくさや、息苦しさ、声の変化がある場合は、喉の奥で炎症を起こしている場合がありな内視鏡での検査をお勧めしております。

  2. デキモノによる喉の痛みの場合、急激に痛みが強くなるよりは、違和感から痛みとなり、長い間続く痛みの場合が多いです。長い間タバコを吸っている方や、お酒を多く飲まれる方などは癌発症のリスクが高いとされております。
  3. 胃酸が逆流することで、のどの症状を訴えられる方がいらっしゃいます。割合は少ないですが、その他特殊な炎症で喉の痛みが生じることがあります。

 

 

喉の痛み 病気の種類

喉の痛みを起こす病気の中で代表的なものには以下のようなものが挙げられます。

詳しく知りたい方は、病気の名前をクリックして、専用ページに飛んでください。

 

  • 喉の感染症(細菌感染、ウイルス感染による)

急性上気道炎(鼻や喉の炎症をまとめた名前(総称)になります)

急性咽頭炎(鼻の奥から食道の入り口にかけての喉の炎症です。)

喉頭炎(肺・気管の入り口にある喉の炎症です)

急性咽喉頭炎(咽頭と喉頭の両方に炎症が及んだ状態です)

急性扁桃炎(一般的には、のどの入り口にある口蓋扁桃の炎症の事を指します)

扁桃周囲膿瘍(扁桃の周りに膿が貯まってしまった状態です)

伝染性単核症(EBウイルスによるえ扁桃炎で、10代から20代に多い)

急性喉頭蓋炎・喉頭浮腫(肺の入り口が腫れる病気で、窒息のリスクがあり、命に関わる病気です。)

 

  • デキモノ

上・中・下咽頭がん

喉頭がん

振子様扁桃(扁桃の組織が有茎性に増大して動くことで、のどの違和感につながります)

喉頭蓋のうほう(通常は無症状ですが、のうほうが動く場合は症状が出ることがあります)

その他、咽喉等のデキモノとしては咽頭・喉頭乳頭腫、声帯ポリープ、喉頭肉芽種などがありますが、のどの痛みや違和感が出ることは少ないです。

  • 逆流性食道炎
  • 喉頭アレルギー

 

  • その他:

茎状突起過長症:頭蓋骨から出ている骨が長く、のどの違和感や痛みが起きる病気

亜急性甲状腺炎:喉仏の下にある甲状腺が炎症を起こし、高熱やのど・首の痛みを生じる病気

 

喉の検査について

実際に見て観察する検査

・口からのどを見る検査

中咽頭の一部や扁桃(口蓋扁桃)を観察することができます。

 

・喉頭ファイバー(内視鏡検査)

喉は広く、口からだけでは観察できない場合があります。特に息苦しさや声の変化がある場合は喉頭、飲み込みずらさがある場合は下咽頭の観察を当院ではお勧めしております。

 

感染の原因の検査

抗原・抗体検査:唾液などを採取し、インフルエンザ、コロナ、溶連菌、性感染症(クラミジアや淋病)などの検査を行う事。

培養検査:唾液などを採取し、その中に存在する細菌やカンジダなどのカビを育て、感染の原因を確認する検査です。

 

血液検査:白血球やCRPなどの炎症の値で重症度の目安を確認することに使います。

大きい病院では、その他脱水の具合や、臓器のダメージ、特殊な炎症を調べる検査を行う場合があります。

 

エコー、CT・MRIなどの画像検査:のどの空間と首の皮の間の組織にある病気について調べることができます。

 

喉の治療

  • 対症療法:のどの感染症は多くがウイルスにより起こるため、基本的には自身の免疫力でウイルスに対処する必要があります。

痛みや熱、咳、痰などがあるとどんどん体力は奪われてしまいますので、症状を緩和する治療を行います。

  • 抗生物質による治療:のどの感染で感染症が疑われる場合は、抗生物質を処方いたします。

抗生物質は不要な場合に使ってしまうと、バイキンが薬に慣れてしまい(耐性菌の出現)、本当に必要な時に使えなくなってしまう恐れがあるため、慎重に判断して投薬しています。

  • ネブライザー治療

薬に入った霧を吸い込むことで、直接のどに薬を届けることができ、咳や痛みなどの症状が緩和されます

 

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